フィーコディンディア

マルサラとコンテッサエンテリーナは、ドンナフガータの核となる場所。1983年にご夫婦で立ち上げたとの事だから、今年は40周年って事ですね。

スタッフのジョルジアとファビオに説明してもらいながら、行くところ全てが清潔で、掃除が行き届いています。

彼らの信念や、彼らが造るものに対する姿勢が、私達消費者に届く時のクオリティの高さに比例しているんですね。

昨年、北海道の生産者さん達に会いに行ったけれど、釧路のチーズを造っている酪恵舎さん、富良野のトマトを栽培している山本さんに対しても、同じ感覚になったのを思い出します。

うちのシェフ横井がよく言う言葉、

何を造るんじゃなくて、誰が造るのか。

っていうの、やっぱりそうだな、って再認識。

昼食は、見覚えのある海辺のレストラン。

10年ほど前のシチリア研修の際に訪れました。

その旅は、昼・夜、ガッツリとレストランの予約をし、ヤル気満々でしたが、その昼食の場所で調子に乗って食べ過ぎて、夜のこのレストランでは、並ぶ料理の品々を目の前に、一切口に運ぶ事ができなかったのです。

申し訳ないやら情け無いやら。その意味で忘れられない場所でした。

今回、そのリベンジが出来たと、ひとり勝手に満足です。