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2023/08/31 08:19

帰国後のUPになりま

帰国後のUPになりますが。

3日目 パンテッレリーア。上空で、厚い雲に阻まれて、4,5回の旋回の後に無事到着です。

引き返さなくて良かった…。

公私併せて3度目の来島です。この島に自生するケイパーを横目に畑へ。毎年8月中旬から始まるブドウの収穫。モスカート・ディ・アレッサンドリア種は、この島ではZibibboと呼ばれます。

アラビア語の"Za-bib(干しブドウ)が名前の由来とか。

今年は暑いので、ブドウの房の中には既に干しブドウになりかけているものも。

風の強いこの島。ブドウの樹を守る為にコンケと呼ばれる窪みを作って、ほぼ地面と水平に枝が伸びるように低木に剪定。陽射しの強い午後の収穫を避け、朝7時から12時までの5時間、十数人の方々が腰を屈めて黙々と作業されています。

ひと房採っては不良な果実を落とし、またぐるりとチェックして、大切にコンテナへ。この繰り返しです。重労働…。

このブドウからは、ドンナフガータさんでは、3種の白ワインを造っています。

中でもひときわ手の込んでいるのは、ベンリエ という、フレッシュなブドウと干しブドウを合わせたデザートワイン。大切に、大切に扱われて出来上がったこのワインが美味しくない訳ありません。皆様に飲んでいただきたい。

ここでは語りきれない事、たくさんあります。